アメリカのとある墓地に、日本で指折りの国際派・霊媒師シゲオカが奇妙な現象が起こるという噂を聞き極東日本からわざわざやってきた。
なんでもこの墓地では地元住民から死者の声を聞いたとの声があり、人の姿をしていたという証言もあったらしいのだ。
シゲオカは日本でも数少ない死者と対話できる霊媒師であり、彼は物憂げないわくつきの墓地に赴き調査や降霊術の準備をはじめた。
まず彼は現地住民から聞き取り調査を行うことにした。
レイチェル・ドナー 18歳 リチャードの一人娘
- 私は怪しい者ではない。君は一体ここで何をしている?
- お父さんのお墓参りに来て…なにか問題でもありますか?
- 噂ではここの墓地では心霊現象が起こることで有名なのだが、それについて何か知らないか?
- 私はそんなの見たこともないし…見える人がいるっていうなら教えてほしい。
- ちなみに君は一体何者だ?
- 私はレイチェル・ドナー。…18歳。
- あなたの顔の相に悪い暗示がでている、それについて何か心当たりはないか?
- 何か心当たり? そうね。うん。いいことはあまりないから。しょうがない。
- ここにいる故人に対して何か思うことはないのか?
- 特にない…うーん。ないわ。
- あなたは死の世界についてどのような考えを持っている?
- うーん。生前の行いによって、なんか、違ってくるんじゃないかな。
- 死後の世界は存在すると思うか?
- すると思う。
- 前世や来世についてどう思っている?
- 前世や来世? うーん。難しい。前世はなんか動物だったんじゃないかな。来世は普通に楽しく人間として暮らしたい。
くだらない質問もあり協力してくれてありがとう。参考になったよ。
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