キャラクターインタビュー スペシャル企画

2018.10.1 Mon

中野俊夫 カメラマン

映画秘学校の生徒である僕(岡田小吉19歳)に、非常勤講師をしている梅木監督による最新作のメイキングを担当しないかという申し出があり快諾しました。でも監督は財布事情が厳しく「ギャラはなしで。でもAVの現場見せたる」とのお言葉をいただき、勢いで飛び込んでみたわけですけど。現場に入ると、何か悪い予感が…。噂ではプロデューサーを見かけない、スタッフが少ないなど、不安要素が満載。ほんとにこれで映画が完成されるのだろうか。と危惧をしつつ。それでも、梅木監督の言葉を信じて、殺気立っている現場のスタッフ・俳優陣・裏方に直撃インタビューを試みた。

中野俊夫 カメラマン

簡単な自己紹介をお願いします。
中野俊夫と申します。現在46歳です。企業PVの撮影を普段はやっていますけど、今回いよいよ映画のメインのカメラマンということもあって気合が入っていますね。
俳優やスタッフに何かこの映画について意見があれば、教えてください。
今回初めて一緒に仕事をする梅木監督についてなんですけど、なんか変わっていますよね。うーん。浮き沈みが激しいっていうんですかね。感情の出し引きっていうのか…。いい歳してね。なんなんすかね。と思っちゃいますね。
自分のこだわりって何かありますか?
やっぱりあの~色ですかね。全体的にちょっと青みがかった感じで、北野ブルーってあるじゃないですか。中野ブルーっていうのを作りたいですね。
ちなみにご自身のライバルはいますか?
いません。
この業界で売れることってなんだと思いますか?
飯が食えることじゃないですか?
最近むかつくことってなんですか?
扉を開けようとする時に、ノックしましょうって扉に紙が貼ってあるんですけど。また、扉の向こうに人がいるかもしれませんって、書いてあるんですけど、扉の向こうに誰かがいること自体がおかしいと思うんですよね。扉の前に立って何しているんだってことですよね。
この作品で一番苦労していることって何ですか?
監督の意に沿うのが難しくて苦労していますね。
尊敬する人は?
木村大作さんですね。
好きな食べ物は?
りんごです。
趣味は?
散歩ですね。
座右の銘は?
実るほど頭を垂れる稲穂かな。
自分を動物に喩えると?
コアラ。
この作品に宇宙人が出てきますが、宇宙人って結局なんだと思いますか?
宇宙人は宇宙人じゃないですか?
この作品をどんな人に見てもらいたいですか?
やっぱりこれからの日本を作っていく子供たちですね。
最近の世の中について思う事は?
なんか異常気象で、おかしなことになっていますからね。それについて考えますね。
一番影響を受けた人は誰ですか?
やっぱり父親ですかね。カメラマンだったんですけど、スチールの方だったんですよね。スチールだと絵が動かないじゃないですか、私は動かしたいなと思って、こっちの映像の世界にやってきたわけですけど。
この映画を製作している中で、何か勘違いしている人っていますか?
全員じゃないですか。
何か人生で転機はありましたか?
たぶん今だと思います。
好きな女優はいますか?
二階堂ふみです。
何かご自身の失敗談はありますか?
カメラが真っ暗で映らないと思っていたら。ふたをしていたんですよね。
好きなタイプと嫌いなタイプを教えてください。
とくにないですね。
妥協してはいけないことは何ですか?
やっぱり作品のクオリティじゃないですかね。
この映画のタイトルは壮大ですが、ハリウッド映画的なところってなんだと思いますか?
契約がしっかりしているんですよね。わりと細かいところまで。
この映画の秘密を暴露してください。
音声の加藤君は筋肉がもりもりで暇さえあれば鍛えているんですけど、実は彼は重たい物を持てないんですよ。
映画のみどころは?
中野ブルーですね。
ご自身の最終的な夢を教えてください。
ハリウッド進出ですかね。

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